●エンジンオイルの規格
ガソリンエンジンオイルの品質グレードは、米国石油協会(American Petroleum Institute)より発表されているAPI規格により性能を区別するのが一般的となっています。
ディーゼルエンジンオイルの品質グレードは、以前はAPI規格による性能区分を利用していましたが、
最近は日本自動車技術会規格(Japanese Automotive standards Organization)、通称JASO規格を利用する事が多くなっています。
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また、エンジンオイルを選ぶ時には、自動車に合った粘度を選ぶ事も重要です。
エンジンオイルの粘度分類は、米国自動車協会( Society of Automotive Engineers,Inc )によって定められた SAE 粘度番号によって規定されています。この分類は低温粘度で規定された 0W 〜 25W (Wはwinterの略)までの各グレードと、高温粘度で規定された 20,30,40,50 といったグレードが有ります。
今までの自動車では 5W-30や10W-30 が一般的でしたが、最新型の省燃費車では0W-16や0W-20を使うのが一般的になっています。 |